
プロフィール
大学院のこと
大学院では、児童青少年学科というところに在学しています。その中でもさらに細分化した児童福祉を専攻しています。
具体的には、児童の成長と発達を生態学的な観点から捉えて、児童の福祉増進という社会目標を実現するために、児童の成長と発達に関わる研究、様々な支援の開発と伝達について研究しています。
簡単に言うと、様々な視点から”子どもたちのためにできることは何か、研究しましょう。”という場所です。
児童福祉専攻の他には、家族専攻、青少年専攻というように、年代や研究ターゲットを元に分かれています。主に私の学科では、乳幼児〜小学校低学年くらいまでの年齢の子どもを対象に学んでいます。
このブログでやりたいこと
大学院で学んでいることを、このブログを通してアウトプットするのと同時に、在韓の方などへ情報提供、情報交換の場にできたらいいなと思います。
ブログの名前は、【i Edu Korea】に決めました。由来はというと、
i=아이(アイ)、韓国語で子ども。そして英語のI,私。
Edu=教育
Korea=韓国
【私を表すのは、子ども+教育+韓国だ!】というのを表しました。
元々教育に興味をもったのは、”どうやって、私は成長してきたんだろう”ということがきっかけでした。受けてきた学校教育、親の影響など・・・私の知識や考え方はどこからきたんだろうという疑問です。
大学時代には、高校生かのような授業数になってしまいましたが、幼稚園、小学校、中学、高校の免許を取得しました。教員採用の面接官に、なぜこんなに免許を取ったのか聞かれて『教育の流れを知りたいと思った』と言ったのを覚えています。若いって怖い!免許だけじゃ何もしれません。笑
様々な免許を取った中から小学校に就職したのは、大学時代の観察実習(附属小学校に観察に出向く)で、1年生と6年生の差(体格から話し方まで全て)に驚いたからです。何があったらこの子たちはこんなに成長するんだろうと、本当に不思議でした。
そんなこんなで、現場時代には実際に働きながら1日1日小さなことを積み重ねて成長していくこどもたちのそばにいられてとても楽しく、幸せでした。
でも反面、どこなくただ乗り切ることだけを考えるようになる自分にも嫌気が差していました。「先輩教師に嫌われないように動かなきゃ、クレームがこないようにしなきゃ。」なんて、いつの間にか”子どものため”が消えていました。
それに加えて、現場の仕事に手一杯なことを理由に、学術的なところからすっかり離れてしまった自分も嫌でした。読んでない学会誌が溜まっていくばかり。現場以外から学ぼうとしていない自分の姿がはっきりしていくだけでした。
他にもさまざまな理由がありますが、私はこのままじゃ教員は続けられない、こんな心構えで仕事を続けていてはこどもたちのためにならないのではないかと感じ、新しい道を模索した結果、大学院進学に至っています。韓国の大学院になったのは、元から韓国に興味があったことに加えて、結婚したことも理由になります。韓国に来た理由はなんであれ、自分が子どもや教育に関われる方法を探しながら、日々学んでいます。
韓国という新しい国に来て、この国はどういった教育をしているんだろうと気になって仕方がなく(笑)、また1から新たに生まれ変わった気分です。
韓国の言葉に”시작이 반이다(Well begun is half done)”というのがあります。
何かを始めることは難しいけれど、始めたら既に半分は成功しているといった様な意味。
私の人生がどこに向かうかは分かりませんが、残りの半分の成功とは何かを考えながら日々学んでいきたいと思います。
また、日常に関してはこちらでブログを書いています。
では、次の記事でお会いしましょう!

